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債券投資のデフォルトリスクとは? 格付け情報で回避しよう。

こんにちわ、やまぞうです。

債券投資って魅力的に思えませんか?

確定した利子が毎年支払われ、償還日になれば元本が返ってくる。
償還日まで持っていれば確定利回りです。(※発行体がデフォルトしなければ。)

元本が十分に大きければ、債券の安定したインカムで生活するというのも憧れます。

さて、そんな債券ですが選ぶ際に注意点があります。
債券によっては償還まで持ったとしても、確定利回りは必ずしも成立しません

債券選びの注意点をまとめていきたいと思います。

発行体がデフォルト(債務不履行)すれば元本割れの可能性あり

債券には発行体がいます。

国債であれば国だし、社債であれば企業です。

これら発行体が利子と元金を払うわけですが、財務状況や将来の環境の変化によってデフォルト(債務不履行)が起きることがあります。
そうなれば、利払いどころか元本割れです。

そして、実際にデフォルトは起こります。
記憶に新しいところだとギリシャでしょうか。

そのため支払い能力の有無を確かめることは債券投資する時の重要な作業です。
しかし、これを個人で調べるのは困難です。

もし信頼ある第三者機関がそれを測定して定量化してくれれば便利です。

そう、それが格付けです

格付で元利金の支払い能力をチェック

格付とは、発行体の利子と元本の支払いの確実性を記号化したものです。
発行体の格付が高いほどに安全性が高いです。

格付を行うのは格付機関で、財務状況や業務内容、経済の動向などから決めます
格付は債券投資の重要な判断材料になります。

有名な格付機関には以下ののようなところがあります。

  • Moody’s
  • S&P
  • Fitch Ratings
  • 株式会社日本格付研究所
  • 株式会社格付投資情報センター

一番上のムーディーズなんかはニュースで聞いたことある方も多いのではないでしょうか?

ただし、格付は判断材料の一つではありますが、絶対ではありません
事実、Moody’sはリーマンショック以前にリーマンブラザーズにA3の格付けをしていたそうです。

格付けの確認方法

さて、格付はどうやって確認すれば良いのでしょうか?
証券会社の債券のページを見れば記載してあります。

下は楽天証券で見たインテルの社債の情報です。
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出典:楽天証券

赤枠で囲った部分に(A+/A1)と書いてありますね。
S&PとMoody’sの格付がそれぞれ書いてあります。

S&Pでの格付がA+, Moody’sの格付がA1です。

Moody’sのA1は、「中級の上位と判断され、信用リスクが小さい債務に対する格付」とされています。
Moody’sより

A1は投資適格と判断される水準です。

利回りの差は格付けの差

この格付は債券のクーポン、利回りに影響を与えます。

格付が高ければデフォルトの可能性は低いので利回りが低くても買い手が見つかります。
それゆえに、格付の高い債券の利回りは低くなります

反対に格付が低ければ、デフォルトのリスクを抱えることになので、投資家はそれに見合ったリターンを欲しがります。
それゆえに、格付が低い発行体は利回りを高くせざるを得ません

利回りが高いものはお得なのではなくデフォルトの危険性が高いのです。

リスクフリーの国債利回りと比較しよう

格付の差が利回りに表れてくるわけですが、
債券が格付に対して妥当な利回りであるかはどうやって判断したらいいでしょうか?

それには、リスクフリー資産とされる国債の利回りとの比較が参考になります。

下は米国債とモルガン・スタンレーの社債です

米国債
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モルガン・スタンレー社債
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米国債の格付は最上位のAaa
モルガン・スタンレーは上から9番目のBaa2(投資適格)です。
利回りはそれぞれ2.95%4.50%です。
償還日はモルガン・スタンレーの方が1年長いですね。

あなたならどちらを買いますか?

格付けを見ると米国債の方が格上です。
モルガン・スタンレーは格下です。
その分、モルガン・スタンレーの社債の利回りが4.50% – 2.95% = 1.55% 高くなっています。

最も安全な国債と比較して、この1.55%のリスクプレミアムをとるメリットはあるか?

これをどう捉えるかは投資家次第です。

見かけの利回りだけでなく、デフォルトのリスクも考慮に入れて債券選びをしましょう!
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